子守とお茶会の日
5月9日
今日は予定もなかったので、2度寝、3度寝して起床。
10時くらいまで寝た感覚だったけど、起きたらまだ7時過ぎ。
寝るの早くなってるからかな。
お義兄さんは仕事へ。
ゴミ袋を2つ持って、器用にロードバイクにまたがるお義兄さんを見送る。
立山黒部アルペンルートっていう、たっかい雪壁の間を歩けるところに行こうと思ってたけど、費用を見て断念。
たっかいのは雪壁だけじゃなかった。
家事をこなす姉の横で、甥っ子と遊ぶことに。
こっちにきた時は、抱っこしたら泣かれちゃったけど、今は慣れてくれた。
「高い高い」「過呼吸変顔」「顔面ズーム」という、こっちで身につけた、百発百中で甥っ子が笑ってくれる奥義を駆使して、機嫌を伺う。
甥っ子、機嫌がいい時は、床に寝かしてようが椅子に座らせてようが、ひとりで遊んでいるのだけれど、ひとたび不機嫌モードに入ると、抱っこしていないと泣いてしまう。
今日は僕がいるから甥っ子の相手は任せられるけど、姉かお義兄さんひとりの時は、家事しながら不機嫌モードの甥っ子もあやさないといけない。
やってみてわかったが、赤ちゃんの面倒みるのって、想像以上に大変だ。
これに加えてひとりで家事もこなすのって、相当な負担だろうな。
不機嫌モードをやり過ごして、ちょっとは機嫌が良くなった甥っ子を抱きながら、片手でスマホ操作してたら
「そういう時はおもちゃに頼るんや!」
と姉。
なるほど。
甥っ子を座らせて、おもちゃを近づける。
ひとりで機嫌よく遊び始めた。
手抜ける時は抜かないといけない。
自分はたまにのことだから、いつも力入っててもやってられるかもしれないけど、ずっと育児してる姉は、手の抜き方、抜き所を心得ている。
それからは、僕もご機嫌モードの時は甥っ子を程よく放置しつつ、本読んだりしてたけど、やはり定期的に機嫌が悪くなって、その度あやしていた。
赤ちゃんの機嫌って本当にコロコロ変わる。
「赤ちゃんが泣いている時は、必ずしも理由があって泣いているわけではなく、ただ泣きたいから泣いている時もある。」
と、本で読んだと姉が言っていた。
何をやっても泣き止まない時は、諦めて思う存分泣かせることも必要だ。
でも、こんなこと言えるのも、田舎だから。
マンションじゃ言ってられない。
旦那さんががっつり働いてて、マンション住まいのお母さんとか、本当に大変だと思う。
昼飯に、昨日のカレーの続きを食べて、昼からは、ご近所のお宅にお茶をしに行くことになった。
行きしなに、こないだの祭りで衣装を貸してくださったお宅に寄って、返してきた。
旭ポン酢の手土産つき。
やはり、このへんには置いてないらしく、珍しがってもらえた。
お茶会するお宅に到着。
コーヒーとお菓子をいただきながら、大阪に遊びに行ってきた話聞いたり、僕が学校休んでること話したり。
明後日帰ると話すと、
「じゃあ、送別会しないとね!」って。
今日初めて会った人に、明日送別会を開いてもらうことになってしまった。
2時間くらい話して、甥っ子の離乳食の時間も近づいてきたので、おいとますることに。
家を出てすぐ、防災無線で「夕焼け小焼け」が流れた。
5時の合図だ。
帰ってしばらくすると、お義兄さんが帰ってきた。
帰ってすぐ、着替えて離乳食を食べさせるお義兄さん。
疲れてるはずが、ニコニコしながら食べさせてあげてた。
まじ尊敬するっす。
晩御飯までの間、ソファに座ってぼーっとしてたら、師匠が昨日の給料を持ってきてくれた。
「また遊びに来ると思います。早くて6月頭くらい。」って言ったら、
「あぁ本当〜。またよかったらうちにバイトしにおいで。その時期は猫の手も借りたいくらいやっちゃねぇ。」
と師匠。
まじで多分行きます。師匠。
夕飯は、猪肉のチャーシュー、たけのこの土佐煮。
たけのこも、猪肉も貰い物。
田舎って、ご近所さんから色々ともらえるイメージはあったけど、イメージ通り、ないしはそれ以上の貰い物をいただく。
猪肉のチャーシュー。
煮込んでしまうと豚と見分けつかない。
味付けが濃いのもあるかもしれないけど、臭みも感じない。
ただ、やはり少し硬いので、年配の方とかは食べるのが辛いかもしれない。
若者なら問題なし。
むしろ、食べ応えがあって丁度いい。
今、寝袋に入りながら記事の編集をしている。
寝袋で寝るのにも、すっかり慣れてしまった。
そろそろ、帰ってからのことも考えないとな。