すごく日記です

春からフリーター

4月から休学しています。

 

起業するとか、留学するとか、そんな大義はありません。

あるのはただ、「やってみたいこと」のみです。「やりたいこと」ほどはっきりとしない、漠然とした「やってみたいこと」です。

 

 

2年前の春に親と揉めて、家出同然で勝手に下宿を始めました。とにかく親との関わりを断ちたかったので、意地でも親に金を出させたくありませんでした。

土木作業員、解体工、造園屋、パチンコ台の入れ替え、引っ越し、警備、酒屋、精肉店

色々転々としながら、家賃その他生活費を稼ぎつつ学校に通ってきました。

そうこうしてるうちに時間はあっという間に過ぎ、気づけば3年の冬。就職活動の時期になっていました。「一生かけてやりたいこと」と向き合う大切な時期です。

 

一生かけてやりたいことがわかりませんでした。

 

誰もそんなことわかって就職するわけじゃない。そんなものは後からわかってくるものだ。そんな中で皆模索し、時には妥協して就職するんだ。そんなことはわかっているのですが、これまで2年ほど、時給の高さだけでバイトを選び、バイト代のほとんどを生活費に溶かしてきた経験から「やり甲斐を感じられないことを仕事にして、生活のためだけに働くこと」に対して、人一倍恐怖心があるのです。

だから、このままなんとなく、なるべく「いい企業」を目指して就活するのがすごく怖いのです。

 

では、どうすれば「一生かけてやりたいこと」は、その手がかりは見えてくるのか。

 

これまでの自分を振り返ってみると、家を出てきて以降、学校やサークルなど、何か予定がある時間以外は、生活ができなくなる不安に突き動かされるようにバイトを入れてきました。学校の時間割とサークルの予定、バイトのシフトに沿って動くばかりで、自由な時間で能動的に行動するということをほとんどしてこなかったように思います。

 

それならば、1年間、最低限生活するのに必要なだけお金は稼いで、残りで莫大な自由な時間を確保する。その時間を使って自分の好奇心の赴くままに行動してみよう。そうすれば、少なくとも自分の興味関心の輪郭くらいは見つけに行けるのではないか。そう考え、休学するに至りました。

 

誇らしげにツイッターのBIOに「休学中!」とか書かれてるアカウントを煙たがってきた自分が、めちゃくちゃ休学っぽい理由で休学することになったのはお恥ずかしい限りです。

 

しかし、今になって思うのですが、自分の道を模索して奮闘する人が羨ましくて、妬んでいただけだったのかもしれません。(戦略もなく、あたかも休学自体に価値があるかのようにひけらかすのはどうかと思いますが。)

 

冒頭にも言った通り、僕には「やりたいこと」といっていいほどの極めたい道はありません。好奇心程度の「やってみたいこと」があるのみです。ただただ1年間ふらふらするだけになるかもしれません。それなら、とことんふらふらしなければ。そしてそのふらふらの中で何かを見つけられればと思います。

 

 

ブログについて

「読者がいることを意識し、他者にもわかるように、日々の出来事や自分の頭の中の考えを文章化する」ということに意義があると考え、休学を機にブログを始めることにしました。

何か文章を書いているうちに、新しい考えが浮かんだ、自分の潜在的な考えに気づいた。そんな経験あるのではないでしょうか。そういうことに期待しています。

僕が休学して何してようと、例え退学しようと、他の人にとってはどうでもいいことだということなど重々承知してます。。。自分のために人に向けて書きます。

 

難しいことごちゃごちゃ書く気はありません。

例え1年間を「過ごして」しまったとしても、残した文章が「過ごした」時間に意味を与えてくれるといいなと思います。

 

よろしければちょくちょく覗いてください。。。